お腹すっきりはお子さまの元気の源です

子どもの便秘は、大人とは少し違います。一度痛い思いをすると、うんちを我慢するようになり、さらに便が硬くなる…という悪循環に陥りやすいのが特徴です。
当院では、一時的な解消(下剤の使用)だけでなく、お子さまが痛くなく、スッキリ出せるようになるまで、じっくりと伴走いたします。

こんな症状ありませんか?

  • 週に3回未満しか出ない
  • コロコロした、うさぎのような硬い便が出る
  • 出すときに顔を真っ赤にして踏ん張る、または痛がる
  • お尻が切れて血がつくことがある
  • 便が漏れて、下着が汚れてしまう(遺糞症)
  • 便意を我慢して、もじもじしたり隠れたりする

便の状態から知る、お子さまの健康サイン

毎日のウンチは、言葉で伝えられないお子さまの大切な健康バロメーターです。「いつもと違うかな?」と思ったら、この表を参考にチェックしてみてください。

スクロールできます

ウンチのタイプ 形状 見た目の特徴 お腹の状態(サイン)
コロコロ便 うさぎのふんのように、硬くて丸い便。 【便秘の疑い】 かなり水分が少なく、出すときに痛がることも。
硬い便 表面がデコボコして、コロコロした便がつながった状態。 【便秘の疑い】 腸の中に長く留まっています。早めのケアを。
やや硬い便 バナナの形をしているが、表面にひび割れがある。 【便秘ぎみ】 水分不足や運動不足のサインかもしれません。
理想的な便 表面がなめらかで、つるんと軟らかいバナナ状。 【健康!】 理想的な状態です。今のリズムを大切に。
やや軟らかい便 はっきりとしたシワや割れ目があり、ふにゃっとしている。 【下痢ぎみ】 お腹が少し冷えたり、消化不良かもしれません。
泥状便 形が全くなく、泥のようにドロドロした状態。 【下痢】 ウイルス感染や体調不良の可能性があります。
水様便 水のようにシャバシャバで、固形物が混じっていない。 【下痢】 脱水に注意が必要です。早めにご相談ください。

当院で行う治療

便秘の治療で大切なのは、「原因を知ること」と「無理をさせないこと」です。当院では、お子さんの体の状態と生活習慣をていねいに確認し、日常の中で続けられる治療を提案します。薬の調整だけでなく、トイレへの不安や食事・生活リズムの見直しまで、トータルでサポートします。

悪循環を断ち切る

まずは、お腹の触診や問診で、腸の中にどれくらい便が溜まっているかを確認します。単なる体質で済ませず、食生活、運動量、トイレの習慣など、何が便秘を引き起こしているのかを一緒に考え、根本的な解決を目指します。

学校生活を邪魔しない処方

「薬を使うと、学校で急にお腹が痛くなるのでは?」という心配はいりません。当院では、無理やり腸を動かすのではなく、便を柔らかくして自然な排便を促す、お腹が痛くなりにくいお薬(浸透圧性下剤など)を中心に選択します。お子さまが嫌がらずに続けられるよう、形状や味にも配慮します。

QOL(生活の質)を向上させ、トイレを楽しい場所に

「出すと気持ちいい」という感覚を取り戻すことがゴールです。お腹の張りが取れれば、食欲が増し、機嫌も良くなり、毎日の生活がもっと楽しくなります。トイレトレーニングの進め方についても、成長段階に合わせてアドバイスいたします。

生活・食事のアドバイス
水分の摂り方、食物繊維の工夫、排便しやすい姿勢などを具体的にお伝えします。
排便習慣の定着
朝食後など、決まった時間にトイレに座る習慣作りをサポートします。

関連コラム

  • 現在、表示する内容はありません。

コラム一覧を見る